こんにちは。プロのキャリアアドバイザーの藤本です。
「入社したばかりなのに会社を辞めたいと思うなんて甘えだ」 「新入社員のうちに退職するなんて、履歴書に傷がつくぞ」 「もっと我慢して頑張れ」
そんな声に押しつぶされそうになっていませんか?
実は、これらはすべて古い時代の常識です。現代の労働市場では、自分に合わない環境に無理に留まることこそがキャリアにとって大きなリスクになります。
この記事では、新入社員として入社したものの「思っていた仕事と違う」「職場の雰囲気が合わない」といった理由で退職を考えている方に向けて、具体的な脱出法をご紹介します。
目次
- 新入社員が「辞めたい」と感じる本当の理由
- 「辞めたい」と思ったらすぐに行動すべき3つの理由
- 新入社員が退職するときの3つの壁
- スムーズな退職を実現する具体的な方法
- 退職代行サービスを利用するメリットと選び方
- 退職後のキャリア構築のためのステップ
- 新入社員からの退職を経験した先輩たちの体験談
新入社員が「辞めたい」と感じる本当の理由

「新入社員が辞めたいと思うのは甘えだ」というのは本当でしょうか?実は、多くの場合、新入社員が退職を考える背景には、単なる「甘え」ではない正当な理由があります。
採用時の説明と現実のギャップ
採用面接では聞いていなかった現実に直面することは珍しくありません。厚生労働省の調査によると、新入社員の約40%が「入社前の説明と実際の仕事内容が異なる」と感じているというデータがあります。
例えば
- 「営業企画職」で採用されたのに、実際は単純なテレアポばかり
- 「残業は月20時間程度」と言われたのに、実際は毎日深夜まで
- 「チームワークを大切にする社風」と聞いたのに、実際は上意下達の軍隊のような雰囲気
これらは単なる「甘え」ではなく、会社側の採用時の説明不足やミスリードが原因です。
職場の人間関係やハラスメント
新入社員の退職理由として多いのが「職場の人間関係」です。特に問題なのは、パワハラやモラハラなどのハラスメントです。
日本労働組合総連合会の調査では、20代の約35%が何らかのハラスメントを経験しているという結果が出ています。新人だからといって理不尽な扱いを受け続ける必要はありません。
キャリアビジョンとのミスマッチ
入社してみたものの「自分の成長につながらない」「将来のキャリアビジョンと合わない」と感じることもあります。
これも甘えではなく、むしろ自分のキャリアに真剣に向き合っている証拠です。長い人生において、早期に軌道修正できることはむしろ賢明な選択と言えるでしょう。
自分がなぜ「辞めたい」と思うのか、具体的に書き出してみましょう。感情的な理由と客観的な理由を分けて整理することで、自分の本当の気持ちが見えてきます。
「辞めたい」と思ったらすぐに行動すべき3つの理由

「もう少し頑張ってみよう」「1年は続けないと」と思っていませんか?実は、退職を決断するなら、早い段階での行動が重要です。その理由を3つご紹介します。
1. メンタルヘルスの悪化を防げる
合わない環境に長くいればいるほど、メンタルヘルスへのダメージは大きくなります。厚生労働省の調査によると、若年層の労働者の約25%がメンタルヘルスの不調を経験しており、その多くが「職場環境」を原因としています。
一度メンタルヘルスを崩してしまうと、回復には長い時間がかかります。早めの決断が、あなたの心身の健康を守ります。
2. キャリアの空白期間を最小限に抑えられる
「1年は我慢しよう」と思って無理を続けると、結局メンタル不調で長期休職になり、さらに長いキャリアの空白期間が生まれることがあります。
早い段階で次のステップに進む方が、むしろキャリア上のダメージは少ないのです。実際、人材紹介会社のデータによると、入社1年未満での転職でも、適切な理由付けができれば評価に影響しないケースが多いことが分かっています。
3. 若さという強みを活かせる
20代、特に新卒〜数年目は、労働市場での価値が高い時期です。「若くて伸びしろがある」という評価は、転職市場での大きな武器になります。
リクルートワークス研究所の調査によると、20代前半の転職成功率は他の年代と比較して15%以上高いというデータがあります。この「若さ」という強みがある時期に行動することが、長期的なキャリア形成においては賢明な選択なのです。
田中さん(25歳)は新卒入社3ヶ月で「思っていた仕事と違う」と感じ退職。その後、自分の適性に合った企業に転職し、2年後には主任に昇進しました。「早めの決断が今の充実したキャリアにつながった」と振り返っています。
新入社員が退職するときの3つの壁

新入社員が退職を決意した後、実際に行動に移そうとすると、いくつかの壁に直面します。あらかじめ知っておくことで、心の準備ができるでしょう。
上司や先輩からのプレッシャー
「せっかく教育したのに」「もう少し頑張ってみろ」「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
このような言葉で引き止められることは非常に多いです。特に新入社員は、会社での立場が弱いため、こうしたプレッシャーに弱くなりがちです。
しかし、重要なのはあなたの人生とキャリアは、あなた自身のものだということ。誰のためでもなく、自分自身の将来のために決断する権利があります。
退職手続きの複雑さと不安
退職届の書き方、提出のタイミング、有給休暇の消化、社会保険や年金の手続き…。初めての退職では、こうした手続きに不安を感じるのは当然です。
特に新入社員の場合、会社の規則や慣習に詳しくないことも多く、「正しいやり方」が分からずに悩むケースが少なくありません。
将来への不安
「すぐに次の仕事が見つかるだろうか」「短期間での退職が履歴書にマイナスにならないか」「失業期間中の生活費は大丈夫か」
こうした将来への不安も、退職を躊躇わせる大きな要因です。特に、初めての転職となる新入社員にとっては、未知の不安が大きいでしょう。
退職の意思を伝えた後、引き止めに遭うと心が揺らぐことがあります。そのため、退職の意思を伝える前に、自分の決断に自信を持ち、心を固めておくことが重要です。理由を明確にし、必要に応じてメモに書き出しておくと良いでしょう。
スムーズな退職を実現する具体的な方法

新入社員が上記の壁を乗り越え、スムーズに退職するための具体的な方法をご紹介します。
退職の意思表示と伝え方
退職の意思を伝える際のポイントは以下の通りです。
- タイミングを選ぶ – 上司が比較的余裕のある時間帯を選びましょう
- 簡潔かつ明確に – 長々と説明する必要はありません
- 感謝の気持ちを伝える – これまでの指導や機会に感謝を示しましょう
- 決意は固いことを伝える – 「検討します」などの曖昧な返答は避けましょう
例文: 「お時間をいただきありがとうございます。真剣に考えた結果、一身上の都合により退職させていただきたいと思います。これまでご指導いただいたことには大変感謝しています。退職日は会社の規定に従い、1ヶ月後の○月○日を希望します。」
退職届の書き方と提出タイミング
退職届は簡潔に書くのがポイントです。基本的な構成は
- 宛名(会社名・代表者名)
- タイトル「退職届」
- 本文(退職の意思と希望退職日)
- 日付と署名
提出タイミングは、口頭で退職の意思を伝えた後が適切です。一般的に、退職日の1ヶ月前までに提出するのが標準的なマナーとされています。
引き継ぎと最後まで責任ある態度を保つ
円満退社のためには、残りの期間で適切な引き継ぎを行うことが重要です。
- 引き継ぎ資料の作成 – 担当業務の手順や注意点をまとめる
- 後任者へのレクチャー – 時間をかけて丁寧に説明する
- 取引先への挨拶 – 関係のある取引先には、適切に挨拶と後任紹介を行う
- 最後まで真摯な勤務態度 – サボりや投げやりな態度は避ける
これらを実践することで、たとえ早期退職でも「責任感のある社会人」という評価を得ることができます。
退職の意思を伝える前に、引き継ぎ資料の作成を始めておくと、スムーズに進められます。担当業務のマニュアル化を意識して、日々の業務手順をメモしておきましょう。
しかし、パワハラなどの深刻な問題がある職場では、このような正攻法での退職が難しいケースもあります。そんな時に役立つのが、次でご紹介する「退職代行サービス」です。
退職代行サービスを利用するメリットと選び方

自分で退職の意思を伝えるのが難しい状況では、退職代行サービスの利用が効果的な解決策となります。特に新入社員にとって、このサービスはどのようなメリットがあるのでしょうか。
退職代行サービスとは何か
退職代行サービスとは、あなたに代わって会社に退職の意思を伝え、必要な手続きを代行するサービスです。利用することで、退職の精神的負担を大幅に軽減できます。
主な代行内容
- 会社への退職意思の伝達
- 退職日の調整
- 有給休暇の消化交渉
- 退職に必要な書類の案内
このサービスを利用すれば、直接上司と対面することなく、スムーズに退職プロセスを進めることができます。
新入社員が利用するメリット
新入社員が退職代行サービスを利用するメリットは多岐にわたります。
- 精神的負担の軽減 – 退職の言い出しや引き止めへの対応という心理的ハードルを一気に解消
- パワハラ・モラハラからの保護 – 問題のある上司からの追加的な精神的ダメージを防止
- 専門的なアドバイス – 退職に関する法的知識や手続きの専門家によるサポート
- 時間の節約 – 交渉や手続きにかかる時間と労力を削減
特に人間関係のストレスが原因で退職を考えている新入社員にとって、このサービスは心強い味方となります。
信頼できる退職代行サービスの選び方
退職代行サービスを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 法的な裏付け – 弁護士監修または労働組合が運営しているサービスを選ぶ
- 料金の明確さ – 追加料金がなく、明朗な料金体系であること
- サポート内容の充実度 – 退職後のフォローやキャリア支援まで充実しているか
- 実績と評判 – 利用者の口コミや評判をチェック
以下、おすすめの退職代行サービスを3つご紹介します。
わたしNEXT(24時間対応で手厚いサポート)
料金: 正社員 29,800円(税込)
特徴:
- 24時間365日のサポート体制
- 退職後のメンタルケアまで充実
- キャリアカウンセリング付き
「パワハラ上司がいて精神的に限界…」「引き止めに不安がある…」という方に特におすすめです。
わたしNEXTの無料相談はこちら転職×退職サポート(失業手当の最大化をサポート)
料金: 給付金受給額の10〜15%
特徴:
- 最大300万円の失業手当受給をサポート
- LINEで簡単診断
- 転職支援も充実
「退職後の収入が心配…」「次の仕事も探したい…」という方に特におすすめです。
こ転職×退職サポートの無料相談はこちらネルサポ(定額制で明朗会計)
料金: 一律15,000円(税込)
特徴:
- 弁護士監修で法的に安心
- 追加料金なしの明確な料金体系
- 5,000件以上の実績
「シンプルに退職手続きだけを代行してほしい」「コストを抑えたい」という方に特におすすめです。
ネルサポの無料相談はこちら「新入社員として入社3ヶ月目でしたが、毎日のパワハラに耐えられなくなりました。でも直接退職を言い出す勇気がなく、わたしNEXTさんに相談。24時間対応で深夜の不安な時間帯も相談に乗ってくれて本当に救われました。今は新しい職場で前向きに働いています。」(25歳・女性)
退職後のキャリア構築のためのステップ

退職を決めた、もしくは既に退職した後は、次のキャリアに向けた準備が重要です。特に新入社員からの退職では、適切なステップを踏むことで、むしろキャリアアップのチャンスとなります。
失業保険の申請と活用方法
退職後の経済的不安を軽減するためには、失業保険(正式名称:基本手当)の申請が重要です。
申請の流れ
- 会社から「離職票」を受け取る
- ハローワークで求職申込みと失業認定の手続きを行う
- 待機期間(7日間)と給付制限期間(原則として自己都合退職の場合は3ヶ月)を経て給付開始
給付額の目安
- 退職前の賃金の50〜80%(年齢や勤続年数によって変動)
- 新卒入社1年未満でも、条件を満たせば受給可能
「転職×退職サポート」などのサービスを利用すれば、最大限の給付を受けるためのアドバイスも受けられます。
次の仕事の見つけ方
新入社員からの退職後、次の仕事を見つけるためのポイントは以下の通りです。
- 自己分析を徹底する – 前職でのミスマッチの原因を分析し、自分に合う仕事を見極める
- 複数の転職サイト・エージェントを活用 – 一つだけでなく複数のサービスを利用して視野を広げる
- 業界研究を丁寧に行う – 次の失敗を防ぐため、業界の実態をしっかり調査する
- OB・OG訪問を活用 – 実際に働いている人から生の声を聞く
特に新入社員からの転職では、「なぜ短期間で辞めたのか」という質問に対する答えを準備しておくことが重要です。
転職面接での退職理由の伝え方
短期間での退職理由を面接でどう伝えるかは、次の就職先を決める重要なポイントです。
NG例
- 「人間関係が最悪だった」
- 「仕事がきつくて無理だった」
- 「会社の方針に納得できなかった」
OK例
- 「自分のキャリア目標と会社の方向性にミスマッチを感じ、早い段階で軌道修正したいと考えました」
- 「入社後に自分の適性を再確認した結果、より〇〇の分野で貢献したいと考えるようになりました」
- 「貴重な経験をさせていただきましたが、より専門性を高められる環境を求めて転職を決意しました」
ポイントは、ネガティブな表現を避け、前向きな理由を述べることです。また、短期間での退職から学んだことや成長した点も伝えるとよいでしょう。
転職面接の前に、退職理由を3分以内で説明できるよう練習しておきましょう。友人に聞いてもらい、ネガティブな印象を与えていないかフィードバックをもらうのも効果的です。
新入社員からの退職を経験した先輩たちの体験談

実際に新入社員から退職を経験し、その後キャリアを築いてきた方々の体験談をご紹介します。彼らの経験から学べる教訓は多いでしょう。
Aさん(28歳・IT業界)「3ヶ月で退職からキャリアチェンジ成功」
「新卒で大手SIerに入社しましたが、想像以上の長時間労働と古い体質に失望。わずか3ヶ月で退職を決意しました。周囲からは『甘い』『すぐに逃げるな』と言われましたが、無理をして1年後にメンタル不調で長期休職した同期を見て、早めの決断は正しかったと確信しています。
退職時は『わたしNEXT』を利用しました。24時間対応で、深夜の不安な時間帯も相談に乗ってくれたのが心強かったです。その後、より自分に合うWeb系企業に転職。今では開発リーダーとして充実した日々を送っています。一時的な挫折が、結果的にキャリアの軌道修正になりました。」
Bさん(32歳・営業職)「退職代行を使って精神的余裕を確保」
「営業職で入社しましたが、パワハラ上司の存在で毎日が地獄でした。『まだ半年だから我慢しよう』と思っていたある日、朝起きられなくなってしまい、このままでは取り返しのつかないことになると感じました。
パワハラ上司に直接退職を言い出せる状況ではなかったので、『転職×退職サポート』を利用。失業保険の申請もサポートしてもらえて、精神的にも経済的にも余裕を持って次の就職活動ができました。
今振り返ると、辛い環境に長くいるほど自信を失い、次のステップに進む勇気も減っていきます。早めの決断が、私にとっては正解でした。」
Cさん(26歳・事務職)「1年間の我慢が無駄だったと後悔」
「新卒で入社した会社で、最初から違和感はありましたが『新入社員は1年は頑張るべき』という周囲の声に押されて1年間我慢しました。でも、その間に心身のバランスを崩し、最終的には2ヶ月の休職を経て退職することになりました。
今思えば、『合わない』と感じた早い段階で退職していれば、こんなにも体調を崩すことはなかったと後悔しています。周囲の声より、自分の心と体のサインを大切にするべきでした。
回復後、『ネルサポ』を利用して前職の退職手続きを完了。その後、自分に合った環境で働けるようになり、今では毎日が充実しています。無理をして我慢するより、早めに環境を変えることの方が、結果的に自分の成長につながると実感しています。」
これらの体験談に共通するのは「早めの決断が結果的に良かった」という点です。無理に我慢を続けるよりも、自分の心身の健康を優先し、合わない環境から早めに脱出することで、むしろキャリアの可能性が広がるケースが多いようです。
まとめ:「甘え」ではなく「勇気ある決断」として

この記事では、「新入社員が辞めたいのは甘え」という固定観念は実は間違いであることをお伝えしてきました。
合わない環境での無理な継続はむしろ
- メンタルヘルスの悪化
- キャリア形成の阻害
- 長期的な成長の機会損失
につながる可能性があります。
自分に合わない会社から脱出することは、「甘え」ではなく、むしろ自分のキャリアと人生に対して責任を持つ「勇気ある決断」なのです。
今すぐ行動するための3つのステップ
- 自分の状況を客観的に分析する
なぜ辞めたいと思うのか、その理由を書き出し、感情と事実を分けて考えましょう。 - 専門家に相談する
一人で悩まず、退職代行サービスの無料相談を利用してみましょう。プロの視点からのアドバイスが、状況を整理する手助けになります。 - 行動計画を立てる
退職の意思が固まったら、具体的な行動計画を立てましょう。退職後の生活や次のキャリアも含めて考えることで、不安を軽減できます。
最後に
「会社を辞めたい」と思うことは、決して恥ずべきことでも、甘えでもありません。それは、より良い未来のために現状を変えようとする、前向きな意思決定の第一歩です。
あなたの人生の主人公はあなた自身です。他人の価値観や古い常識に縛られず、自分が本当に望む道を選ぶ勇気を持ちましょう。
そして、その一歩を踏み出すのに助けが必要なら、プロのサポートを利用することも賢明な選択です。退職代行サービスを利用すれば、精神的な負担を軽減しながら、新しい未来への扉を開くことができます。
まずは無料相談から始めてみませんか?専門家に状況を話すだけでも、気持ちが整理され、次のステップが見えてくるはずです。
よくある質問
この記事があなたの新しい一歩を踏み出す勇気につながれば幸いです。どんな選択をするにしても、あなたの幸せと成長を第一に考えてください。応援しています!
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